広報誌「みらい」2020年11月号
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Topics女性部坂之上支部「保健所事業協力者として表彰」を受ける 8月21日、女性部坂之上支部は鹿児島市中央公民館で開かれた令和2年度市民健康づくり事業功労者表彰式で「保健所事業協力者」として表彰を受けました。 同支部では、2005年から南部保健センターの母子相談(月1回)の受付など、ボランティアとして保健事業への協力や地域の健康づくりに長年に渡り貢献してきました。 会場には、5団体34人が出席し、森博幸市長から各団体の代表者に賞状と記念品が贈呈されました。川添スミ子さんは「1人じゃなく、みんなで活動してきたことが認められて嬉しい。生涯現役、みんなでコロナ禍を乗り越えて、今後も活動を続けていきます」と笑顔で話していました。16回目のK-GAP(ケーギャップ)申請へ 9月17日、一里原園芸組合はアグリタウン小山田で2020年度県認証現地審査(16回目)を受けました。 同園芸組合は、05年にコマツナやミズナ、チンゲンサイ、シュンギクなど4品目の軟弱野菜がK-GAP(かごしま農林水産物認証制度)の認証を受け、現在6戸の組合員が硬質プラスチックハウス6・8ha(288棟)で周年栽培し、安心・安全な野菜を県内外に出荷しています。 今回、16回目となる現地審査では、農業農村振興協会の翁長武利次長が生産履歴等の記録や管理、農薬管理簿等の書類審査のあと、農薬保管状況や施設内の審査を行いました。 松元純博組合長は「安心・安全はもちろん美味しかったと言われる野菜を消費者に届けたい。新型コロナウイルスに負けないように更に生産者の気持ちを高めて栽培努力をしていきます」と話していました。桜島地区果樹農作業受託部会がビニール被覆作業 9月28日、部会員と事務局7人が、桜島武町と赤生原町のハウス(8棟)のビニールの除去や被覆作業の依頼を受け、部会員らは声を掛け合いながらビニール被覆作業を行いました。 同部会では、桜島管内の果樹農家の高齢化や担い手不足など深刻な状況の中、農繁期を除いた3月から10月に農作業を請け負い、労働不足を補完するとともに生産意欲の向上、果樹振興を目的に活動しています。規格外の花を無償提供「花の店イイヤマ本店」 草牟田支店管内にある「花の店イイヤマ本店」では、お店で販売できなくなった規格外(葉枯れや花の変色等)の花を店舗裏に置き、地域住民に無償で提供しています。 同店では、2009年から葉の痛みや変色した花を廃棄せずに地域の方に再利用して1日でも長く飾ってもらいたいと店舗裏に無償提供の花を置いたところ、瞬く間にランニングや散歩を楽しむ地域住民の口コミで広がり、地元ではちょっとした人気スポットになっています。 店舗裏の壁には「売る事ができない花です。捨てるのは心苦しいので、よろしければご仏前に添えてあげてください」と飯山英一社長の手紙と持ち帰り用の袋が用意されています。5

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