広報誌「みらい」2020年11月号
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 畜産と園芸の2足のわらじで農業を営む脇田さん。趣味は、魚釣りとバイクですが今は畜産経営を学んでいるので封印しています。 農業の後継者になるつもりは無く、農業大学を卒業して1年間は塗装業のアルバイトをしていましたが、その後親から引き継いで農業をはじめ、現在は繁殖牛43頭と軟弱野菜生産部会「優ラ良」の会員として小松菜を作っています。またその他にお米     作っています。 野菜作りは家族で営み規模拡大をしてきました。小松菜の播種や肥料散布などは修さんがしていますが、その他の管理作業や収穫は母と姉に任せています。2年後には栽培面積の拡大を計画しています。 繁殖牛は修さんが飼育管理しています。当初は牛1頭からのスタートで、牛を触ることが出来なかったそうです。 数ヶ月に1回子供の行事で休むくらいで、朝5時から19時まで牛舎を走り回っています。 また、こだわりの飼育方法として、子牛1頭1頭に哺乳瓶を使ってミルクをあげています。気性の荒い牛は嫌いなので、自分のところで生まれた牛は、ゆっくりと時間をかけてあげることで人間に慣れた人懐っこい牛を育てたいと心がけています。10月から12月にかけて10頭ほど子牛が生まれる予定なのでまた忙しくなります。 牛舎には、期待の星である「マイちゃん(4歳)」の飼育をしながら、夢と希望を膨らませています。 パワーの源は「目標としている畜産農家の先輩がいるから。その人に比べたらまだまだ足元にも及ばないです。目指す人がいることが日々の活力に繋がっているのかもしれない」と目を輝かせていました。PS:「マイちゃん」を受け継ぐ繁殖牛に期待しています。(畜産課(笑))吉田南支店管内脇田 修さん(42歳)モォ~ッみらいを創る畜産・園芸3

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