広報誌みらい2020年9月号
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トピックスホテル従業員農業アルバイト終える 6月26日、鹿児島市内のホテル南洲館の従業員が1ケ月半におよぶ育苗センターでの農業支援の短期アルバイトを終えました。 今回、新型コロナウイルスの影響で宿泊施設や飲食関係が休業となる中「従業員の雇用を守るために農業のお手伝いはできないか」とJAに依頼し、5月18日から水稲の種まきや広げ、苗の引き取り作業を行いました。 当初12日間の農業支援も人員不足等の理由で延長となり、従業員らは緊急事態宣言解除後も宿泊状況やシフト等を調整しながら、農業アルバイトを継続しました。 センターには、生産農家に配布された苗の空箱が次々と持ち込まれ、従業員らは回収された箱の整理に追われ、最後の作業に汗を流していました。 橋本龍次郎代表は「肉体労働で辛いときもあり、農作業補助器具アシストスーツを着用しながら対応しました。仕事を終えたあとの達成感は心地よかった。自分たちが作った苗でお米が出来ることを誇りに思います。今回の体験をホテルの利用者にも伝えていきたい」と話していました。桜島小みかん摘果講習会 7月3日、桜島柑橘ハウス振興会は桜島小みかんの園地で摘果講習会を開き、会員と関係者25人が参加しました。 園地では、長元営農指導員が摘果の効果や時期、台風対策等について説明したあと、摘果基準をもとに横径サイズL玉生産に向けて樹による着果量での摘果目安の実演を交えて指導し、会員らは果実の大きさを確かめながら摘果作業を行い再確認しました。 白川隆会長は「5月の低温や白灰の影響で着果量のバラツキがあるが今後の降灰対策などを徹底して、12月においしい桜島小みかん出荷に努めたい」と話していました。坂之上メンズキッチン再開 6月25日、坂之上支店でメンズキッチンがあり、メンバー7人が久しぶりの料理作りを楽しみました。 今回は、春野菜スープ、しらたきとコマツナの和え物、アジを使った揚げ物を予定していましたがアジの値段が高く、急きょサバに変更して青のりから揚げを作りました。 調理室では、鹿児島市食生活改善推進員南谷山ブロックの2人の先生から料理について説明を受けたあと、レシピを確認しながら料理を完成させ「みんなと会えて嬉しい。段取りから味付けまでメンズキッチンの料理は100点満点だ」と会話を弾ませていました。 堀之北重孝さん(85歳)は「毎食自炊しています。習った料理は次の料理作りに繋がるので毎回楽しみです」と笑顔で話していました。8

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