広報誌みらい2020年9月号
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トピックス桜島ブランド総合販売促進対策協議会 8月4日、桜島支店で2020年度桜島ブランド総合販売促進対策協議会があり、鹿児島市や郵便局、さくらじま旬彩館、桜島柑橘ハウス振興会・枇杷振興会、JA関係者ら22人が参加しました。 会では、白川隆会長のあいさつのあと、19年度の事業報告と20年度の事業計画として、桜島小みかんや桜島大根、びわ・デコポン・せとか・軟弱野菜など桜島産の農畜産物の銘柄確立を図ることを確認しました。 また、新型コロナウイルスの影響で通常のイベント開催が厳しい中、新生活様式に合わせたネット販売による直販体制の強化に努めながら新しい方式のキャンペーン等を実施し、市場対応および商品PRの強化に努めることを決めました。 担当者は「現状ではイベント開催は厳しいが、オンラインショッピングやユーチューブなどSNSを活用した新たな直販体制を確立していきたい」と話していました。梅ケ渕給油所でスイカ収穫 7月29日、梅ケ渕給油所の花壇で育てたスイカが収穫されました。 同給油所では、小さな花壇を利用して農業大学を卒業した中島光則職員(69歳)を中心に花や季節野菜を作り、利用者にプレゼントしています。 花壇には、大小あわせて10個のスイカが実るなか一番大きく生長したスイカを収穫しました。 スタッフは、重さを量った後、スイカを切って頬張りながら「初スイカは絶品。自分たちが見守ってきたスイカは最高に甘くて美味しい」と笑顔があふれていました。 中島職員は「今年は雨が多くて受粉がうまくいかずにダメになるスイカも多い中、何とか収穫の日が迎えられて良かった。残りのスイカはお盆前に食べごろになるので、お客様にプレゼントします」と話していました。クールコート散布 梅雨明けとともに吉野・吉田支店管内では、軟弱野菜生産部会(優ラ良)を中心に夏場の暑さ対策として、太陽光遮光材(クールコート)の散布が始まりました。 同管内では、ハウス内の極端な温度上昇の防止対策として、太陽光遮光材(クールコート)を導入し、20年度は優ラ良部会のほかにバラ農家を含む18戸の生産農家が200棟(4万㎡)のハウスに散布を行いました。 ハウスでは、新留営農指導員のほか関係者がクールコート散布剤の準備をしながら生産農家に説明し、散布方法を指導しました。 生産農家は「途中で雨が降ってきたので心配したが無事に散布できてよかった。今から夏本番なので軟弱野菜へのダメージを最小限に抑えて新鮮な野菜を消費者に届けたい」と話していました。6

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