広報誌みらい2020年9月号
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【全体運】気がせいてもいつものペースを守って正解。相手が動いてから動いた方があなたの良さをアピールできます【健康運】リフレッシュタイムを多めに取って【幸運の食べ物】カボチャ【全体運】好調運です。自分の意見を積極的に周囲に伝えて。明るい光が見えてきます。予定は細かく決めない方が◎【健康運】筋トレなど目的を絞っての運動がお勧め【幸運の食べ物】エノキタケ★9月の運勢★牡牛座4/20〜5/20牡羊座3/21〜4/19「JA鹿児島みらい」が創造する 地域に根ざした協同組合新たな未来の創造 JAグループでは現在自己改革に取り組んでいますが、平成26年6月から政府がすすめてきた「農協改革集中推進期間」が昨年5月末に終了し、農水省からは、JAグループの自己改革に対し、一定の評価が示されました。しかし、信用事業を始めとして経営環境が厳しさを増す中、地域を支える「農協経営の持続性の確保」が課題として挙げられています。 鹿児島市においても、人口約60万人が2039年には8万人減少し、3人に1人が高齢者となることが推測されており、当JAの組合員・利用者も減少していくことが予想され、農業生産基盤の縮小が懸念されます。また、地域の生活基盤の維持も危惧されております。そのような中、JAでは、食と農を基軸に地域に根ざした協同組合として、「総合事業体」による農業振興・地域貢献を行っており、当JAでも総合事業経営を継続することを第1回総代会で決定いたしました。 一方、マイナス金利等の長期化や新たな金融規制が強化される見込みの中、他金融機関との貸出競争の激化により、貸出金利息の減少や市場運用環境の悪化による預け金利息の減少など、今後の収支環境は厳しくなることが見込まれています。そのため、JA鹿児島みらいは経営環境の変化に対応した持続可能なJA経営を確立するために、これまでの「事業・収益構造の転換」に向けた検討を進める必要があるという結論に至り、「経済事業の収支改善」と「店舗・ATMの再編」を重点施策に掲げ、取り組み方針を決定いたしました。 さて、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、総代会前の地区別説明会を開催できませんでしたが、一部の地区で開催いたしました事前の座談会において、令和2年度からの支店再編の取り組み方針について色々なご意見を頂いたところであります。令和2年度地区別説明会資料に関する質問書及び5月27日開催の第2回通常総代会でいただいたご意見・ご要望につきましては、JA鹿児島みらい広報誌「みらい」7月号にて、ご意見・ご要望の内容、その回答等と併せて掲載し、報告とさせていただきました。また、総代会終了後、早期に地区別説明会を開催する計画でありましたが、7月初めに鹿児島市内で新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が確認されたことにより、JAグループでは「感染防止対策を最優先する」旨の方針が示されました。こうした状況を踏まえ、7月に計画いたしておりました全地区での説明会を再び延期し、最小限の5支店で説明会を実施したところであり、組合員の皆様に大変ご迷惑をおかけする結果となりました。 総代会等で頂いたご意見・ご要望の多くは、昨年度開催した第一回通常総代会で中期3か年計画を承認いただき、進めてきた経営基盤強化のための支店再編の取り組みについてであります。令和元年度でかんまち支店を本店に統合いたしました。令和2年度は中間年度として事業計画に基づき地区別説明会を経て、8月24日より菖蒲谷支店を吉野支店へ統合し、笹貫支店・薬師堂支店を谷山東部支店へ統合したところであります。今後、支店再編計画に基づき地区別説明会を重ねながら、支店再編を進める計画であります。 令和2年、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の拡大は日本の経済界はもちろん、農業を含め国民全体に大きな影響を与えており、「今回の教訓の一つとして、海外に依存を高めすぎることのリスクの実感や東京一極主義からの脱却の必然性」がとなえられています。地方を見直しより良い環境で働ける日本の在り方が求められて経営環境の変化に対応した持続可能なJA経営を確立するために!!代表理事組合長村山 眞一郎10

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